真実告知(テリングTell+ing)(1)
真実告知(テリングTell+ing)(1)
私のお世話になった会(環の会)では、
子どもを迎えたその日から伝え続けていくことをしています。
それは世間一般でいう真実告知とは少し違い、
テリング(Tell+ing)といいます。
伝えるだけではなく、伝え続けていくこと。
どれだけ大切に思っているか、どんな気持ちで迎えたか、
色んな事を子どもの成長とともに伝え続けていくことです。
子どもを迎えた家族にとって、この「伝える」というのは
大きな課題だと思います。
我が家のテリングの記事を少しまとめてみました。
●ぷー太のかーたんと ぷー太のママ(2008.09.10)
今まで ぷー太の産みのお母さんのことを
「○○ママ」とか「○○お母さん」と教え、
写真を見せながら
「○○ママはぷー太が好き好き~な人なんだよ」とか
「ぷー太のお母さんは かーたんと ○○ママの二人だよ」とか
そんなふうに話していました。
ぷー太は イマイチ意味はわかっていない様子でしたが
○○ママが大好きな人だっていうことはわかるらしく、
○○ママの写真を見せるとチュゥ♪なんてすることもありました(^^)
先日 夜 寝る前のベッドの中で、
とーたんと かーたんの名前の話になり
(最近は 自分の名前だけでなく、親の名前も言えるようにしてます)
そのとき 何気にふと私が
「ぷー太は ○○ママから生まれたんだよ」と言ってみたんです。
正直 私は 今までのぷー太の様子から まだよくわからない歳なので
「ふーん そうなんだぁ」という
わかってるのか わかっていないのかというような返事が
返ってくると思っていました。
すると ぷー太は 私の予想に反して
「え!!?」とちょっと驚いた顔になり、
「じゃぁ かーたんは?」と聞き返してきたんです。
この反応は予想外です!!
私はちょぴり焦りましたが
ここは ちゃんと答えなくては!!と思い
「かーたんは ぷー太を産んでないけど ずっと一緒にいるんだよ。
とーたんと かーたんは ぷー太に会いたくて会いたくて
神様にぷー太に会わせてくださいって沢山お願いしたら、
神様がぷー太に会わせてくれたんだよ。
とーたんと かーたんは 嬉しくて嬉しくて やったぁ~って
会えたね~って泣いて喜んだんだよ。
だから ぷー太はとーたんと かーたんの宝物なんだよ。
ぷー太が大好き♪」
、、と ゆっくりと話ました。
すると ぷー太は「えへへ~」と嬉しそうな顔になり、
その話はそこで終わりになりました。
まだ わかってない わかってないと思っていましたが、
そろそろ 誰から生まれたとか そういうことがわかる歳に
なってきたのかもしれません。
幼稚園でも 誰々くん(ちゃん)に弟や妹が生まれたよって
話がでるからかもしれません。
これからは まだわかってないと侮らず、
ゆっくりと 私達のこと、○○ママのことを
うまく話せていけたらいいなぁって思います。
ぷー太はこの日の私の話をどう受け止めてくれたでしょう。
●我が家のテリング(2010.03.24)
ぷー太を迎えた会では「真実告知」をしません。
真実告知ではなく「テリング」をします。
テリングとは 話続けること。
真実をただ話すのではなく、物心つく前から
どれだけ自分達があなたに出会いたかったか、
どうやって巡り会えたのか、
お母さんは二人いること。
皆があなたを愛してることなどなど
子どもの成長に合わせながら話続けていくことです。
我が家も最初は○○ママという名前から教えました。
そのうち ○○ママは ぷー太を大好きな人と教え、
写真をいただいていたので写真も見せました。
そういう話をするのは 公園で遊んでるとき、ス○バでお茶してるとき、
お風呂でとさまざま。
写真もいつでも見せれるように持ち歩きました。
幼稚園に入る頃には ○○ママはぷー太を産んでくれた人と言いました。
○○ママは ぷー太を産んでくれた人。
かーたんは ぷー太といつも一緒にいる。
ぷー太の家族は とーたん かーたん ぷー太 ○○ママ。
ずーっと そう話ました。
最近では そういう話になると ぷー太はちょっと得意げになって
「ぷー太知ってるよ!!!
かーたんととーたんが 神様に ぷー太に会いたいってお願いしたら
○○ママがお願いしますって 預けてくれたんでしょ」
と言います(^m^=)笑。
ぷー太はぷー太なりに理解していってるようです。
それはとても自然なこととして。
我が家のテリングはまだまだ途中ですが、
先日のシンポでの先輩方のお話を参考にしながら、
何でも言い合える家庭を目指してこれからも気負わず頑張りますよ(^^)
○○ママの写真にチュゥ♪するぷー太(^^=)
この写真は ぷー太2歳すぎの頃です。
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